製品概要 :



ロルラチニブ(Lorlatinib)は、第三世代のALK阻害剤であり、クリゾチニブ耐性の後続治療として、クリゾチニブ耐性の9種類の変異を効果的に阻害することができ、特に他のALKに耐性のある進行性非小細胞肺癌(NSCLC)患者の治療に適応する。
2018年、米国FDAは、ロルラチニブをALK陽性の非小細胞肺癌患者の治療薬として正式に承認した。具体的には、クリゾチニブまたは少なくとも1種類の他のALK阻害剤による治療後に病状が進行している患者、またはアレクチニブやセリチニブを第1種ALK阻害剤として投与後に病状が進行している患者を含む。
初回治療の非小細胞肺癌のALK陽性患者に対して、ロルラチニブは最大90%の奏効率を示し、頭蓋内では最大75%の奏効率を示した。 ALK陽性でクリゾチニブの前治療を受けた患者に対して、ロルラチニブは69%の奏効率を示し、頭蓋内では68%の奏効率を示した。

効能・効果 :


ALK遺伝子陽性の非小細胞肺癌(NSCLC)患者の治療に使用される。.

用法・用量 :


推奨は、1日1回100mgを経口投与する。